プログレとアイラモルト
スコッチウイスキーのアイラ・モルトとプログレッシブ・ロック
関係有るような、ないような、まあリメンバーらしい話を少しばかり。
私が若い頃から聴いてきた様々なジャンルの音楽の中で、
プログレッシブ・ロックがあります｡
今から２７，８年前でしたか、
ラジオのＦＭで偶然聴いた、
キング・クリムゾンというバンドの
「クリムゾン・キングの宮殿」
で衝撃を受けたのをきっかけに、
ピンク・フロイド、 イエス（初期の）、 Ｅ．Ｌ．Ｐ、
アモンデュールⅡ
タンジェリン・ドリーム、
Ｐ．Ｆ．Ｍ、 ルネッサンス、 フォルムラ３等、
当時プログレと言われていた音楽を聞きあさりました｡
その神秘的、官能的､抒情的、先進的､時に攻撃的､排他的な サウンドが、
またその存在が当時の私の感性に、心理状態に
ちょうど合ったのだと思います｡
しかし周りの興味ない人達からすると、
暗い､重い､陰湿な、
異端的な、
変人の聞く音楽という印象も多少有ったようです｡
偏見だと思っていたそのような感覚も、最近はあながち間違い
ではないように思えてきた｡
それと言うのも、シングルモルト・ スコッチを飲むようになって１0数年になるが、
興味を持ち､こだわる
きっかけとなったのがアイラ･モルトだった｡
味の表現としては 評論家諸氏に任せるとして、
印象としては、暗い､重い､陰湿な
異端的な、変人の飲むウイスキー
・・ん・・まてよ、
これではまるで プログレと同じじゃないか。
そう、アイラ・モルトを飲んでプログレを思い浮かべたと言うことは
今思えば私自身プログレに対して、偏見だと思っていたような
印象を感じていた訳ですね｡
プログレに凝っていた時代から、
ラテンに、ブルースに、ジャズに
クラシックに､民族音楽にと、
時代ごとに凝った音楽が変わりますが、
今でもたまにプログレを聴きたくなります。
アイラ・モルトも毎日飲むには個性が強すぎる感じですが、たまに
飲むには面白いですよ。
まだ飲んだことのない方は、是非一度臭くて美味しい
プログレ・モルトをお試しあれ｡
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