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街角メッセージ 16
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ハードとソフト、コンピューターの世界では機械とそれを動作させる信号を指しますが、音楽の場合はそれと同時に、曲調としてハードな曲、ソフトな曲という使われ方もしますね。
お酒の世界ではハードリカーといえばウイスキーや、ジン、ウォッカなどのアルコール度数の高いお酒を指し、ソフトリカーはワインや日本酒、ビールなどの度数の低いお酒を指すのですが、ソフトドリンクという言い方になるとジュースなどのノンアルコール飲料になります。 人間の場合、硬派、軟派という使われ方もしますが、どちらか偏り過ぎる事なく、固い信念に柔軟な姿勢が理想といえるのでしょうか。
当店も15年以上頑なに守り続けている面もありますし、お客さんや状況によって対応したり、時代と共に変化している事もあります。それぞれのお客さんでそんなところを感じ取って頂ければ幸いです。
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H15年12月号掲載
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新たな年を迎える・・・言い換えれば年輪を重ねる・・・、それは人間の体にとって、精神面にとって、自然にとって、それぞれ作用も意味合いも違ってくるでしょう。
熟成の極みによって美味しくなるというウイスキーの場合、その限界は30年位とも言われますが、蒸留の仕方、熟成環境によっても変るようです。それに趣味の世界と考えると、歴史を重ねたロマン、ヴィンテージに対する想い、資料的価値なども加味すると更に複雑ですね。
では人間の熟成の限界はどうでしょうか・・・、寿命との関係は・・・、円熟と老化・・・紙一重ですね。しかし食品や飲料にとっての熟成と腐敗の関係とはちょっと違いますね。
歳を取るということは、その人の考え方によって余りにも違います。人間には、その年齢なりの人生の楽しみ方があると思います。自分で意識して加齢を熟成にする事により、それは更に膨らむでしょう。 さて私は自分をどれだけ熟成させる事が出来るでしょうか・・・
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H16年1月号掲載
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静岡のタウン誌 『街角物語』
に、協賛店からのメッセージとして
寄稿した文章を、編集部の承諾の上、転載しています。
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