新着コーナー

アイラ･モルト

　ARDBEG  Still Young
アードベッグ･スティル･ヤング

　　一時期は操業を休止していた（すみません。本欄も休止していました。）アードベッグ蒸留所も、オーナーが替わってから続けて意欲作を出していますが、前回あっという間に売切れてしまった「ベリー･ヤング」と同じ1998年の蒸留で、熟成は2年増したものの、8年物という事で「未だに若い」となったようです。
　「ベリー･ヤング」を飲んでいないので比較は出来ませんが、鼻でスモーキーさを感じながら舌に触れた途端に感じる甘さなど、8年物とは思えないほどの美味しさを楽しめます。　
　只、アードベッグらしさ･･･と考えると微妙かなと思い、｢アードベッグTEN」を改めて飲んでみると、ここ何年かで自分自身の中でアードベッグのイメージが膨らみながらも、舌は強い癖と高いアルコール度数に馴れてきているのを感じました。
　元々嗜好品であるモルトの中で更に嗜好性の強いアイラモルト･･･、なくならない内に飲んで、それぞれの感じ方で楽しんでください。　

　　アルコール度数 ：56.2度
    ショット価格：￥1000

スペイサイド･モルト

 Old & Rare / MACALLAN 26YEARS
オールド＆レア/マッカラン26年

　泣く子も黙るマッカラン、黙っていても売れるマッカラン・・・。
　今や“シングルモルトのロールス・ロイス”なんて形容は必要でなく、むしろ他のジャンルから形容詞として引用されそうなマッカランですが、今回は価格が上がりすぎたオフィシャル物に対し、マッカランらしさと独自の個性が程々の価格で楽しめるボトラーズ物で、品質から出荷まで独自の管理体制で、親子２代にわたりウイスキー作りに情熱を傾けている瓶詰め業者、ダグラスレイン社の「オールド＆レアシリーズ」から、半年間ラム樽で仕上げの熟成をした２６年物です。
　輸入業者のテイスティングノートによると、「スパイシーで香り高いファーストインパクト、徐々にマッカランらしい蜂蜜のようなキャラクターが顔をのぞかせる。　口に含むとオイリーでスパイスの効いた特徴が存分に感じられる。　すぐに消えることのないフィニッシュは、スモーキーさとメンソールが加わって拡がりを見せ長く続く。」との事で、豪華木箱やボトル�ｓ�りの認定書も伊達ではなく、自信の現われでしょう。

蒸留年：1978年
熟成年：26年
度　数 ：55.4度
ボトル�ａF55/262
ショット価格：￥2100